1日目

名古屋を12時3分発の特急ワイドビュー飛騨路に乗り、高山まで約2時間30分の列車の旅。席は指定席だったのですが、禁煙席だったのがタバコ吸いにはちょっとつらい。名古屋駅で買った特選駅弁をさっそく賞味、ついでに「菊水」を一杯。「うーん五臓六腑にしみるー!」

食後の満足感にひたりながらウトウトしているうちに外は雪景色。雪のない三河に住んでいる二人には、なんとなく心うきうきする景色です。雪国のひとは見たくもない景色でしょうが、、

 

高山に到着し平湯行きのバスに乗り換え。乗り換え時間が短いので、いそいで宿での気付け薬「氷室」の大吟醸4合ビンを購入。そこから1時間バスにゆられて今回の決戦場平湯温泉に到着。途中から雪の深さが急に増し雪道をはしるタイヤの音も変わり、響く低音がお腹に伝わってきて勝負の前の緊張感が出てきたような気持ち。

 

到着したバスセンターから「山がの湯」までは歩いて3分の至近距離。チェックインをすませ、いざ入室。「いい部屋だ、、」安い旅費(2泊3日朝夕4食と名古屋からの往復交通費込みでナント28000円!JRツアーズさん安いパックありがとう^^)のわりには「かど部屋」で見晴らしも良く得したね!遠くみえる穂高の山々が二人を歓迎しているようです。ちなみに1日目の天気は晴れです。

 

勝負の前にまずは一風呂。雪見酒でも、、といってみると露天風呂はナント建物と塀の間にオマケのように造られた見晴らしの悪〜い半露天風呂でした。でも、さすが湯どころ平湯温泉、ちょっと硫黄の香りがする源泉掛け流しの湯が、なんか体にキキそうです。

 

さあ、勝負。第1局目の開始。握って星の渥美の先番です。今回の勝負は打ち込み碁。ここで対局ルールを説明します。

コミは3目単位です。よって、互先は先番コミ6目出し。ジゴは引き分け。負けると先のコミ3目、さらに負けると定先コミなし。つづいて逆コミ3目、6目ときて6連敗すると2子になるという手合いにしました。お互い先には打ち込みたいと思っているようです。

 

結果は後ほど^^にしまして、1局目を無事終了。夕食の時間になりました。食事は別部屋の料亭(料亭と旅館のひとは言っているタダの小部屋)。出てくる料理は当然、名物飛騨牛!1日目のメインはすき焼きです。

 

まずは熱燗で一杯、う〜んウマイ!!今日の酒はひときわウマサが違います。何故かって?それは後ほど分かります(^^; 菊の坪やんさん、お酒の方は下戸のようで少したしなむ程度です。たのんだお銚子の大半は星の渥美がいただきました。極楽極楽。

 

さて、食後再度一風呂あびて第2局目の開始。この二人は考える時間が長いんですよね。1局にかかる時間がおおよそ2時間30分。第1日目の対局はこの2局で終わりました。夕食のお酒がキイてきて、もう碁を打つ元気なし。では、おやすみなさい。

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